るしるし

元バンドマンが音楽活動再開して余生を生きてます

音楽

氷室京介の「postscript」を見て触れる、氷室の言葉たち。

更新日:

 

るしる(@646blog)です。

氷室の「LAST GIGS」から1カ月が過ぎ、映画「postscript」が公開されました。

 

音楽ドキュメンタリー映画は今まで何本も見ているのですが、

正直な感想は、今まで見た中で「一番心に重く残る」作品でした。

 

自分の思い入れが強いせいだけじゃない。

リアルはこんなにも痛みを伴うものなのか。

 

裏側を見せない氷室の貴重な姿。

氷室というアーティストはメディア露出が少ない人。アルバムが出ても雑誌インタビューも近年は行われなかった。

リアルで氷室本人を見る方法は「ライヴ」しかありませんでした。

 

その中で、当時、日テレのニュースZEROが氷室の特集を組んだ。

本人へのインタビューも含めた映像はとても貴重。

 

この映画は2010年からの6年間追い続けてきた、氷室の裏側をまとめた物。

つまり氷室が「LAST GIGS」にたどり着く過程も記されています。

 

 氷室が放つ言葉のキーワード

 

氷室がこのインタビューを受けるキッカケとなったワードは

 

天命」

 

孔子の言葉で「50にして天命を知る」

 

当時50になる氷室は「天命なんてわからない、その人間の姿を見てもらおう」ということで始まり、やがて氷室自身がたどり着いた「天命」も語られます。

 

氷室はライヴのMCもそうでしたが、キーワードとして単語を用いります。「天命」に限らず、その言葉たちの意味、もたらすものなど、メディア露出も少ない、言葉数も少ない。

その中で放たれる「言葉」

 

氷室京介という人間を通して出てくる言葉たちは、何か引っかかる。

己に問うと、無いものが、はっきりと見えてしまう。

 

見ている世界は違うと言えど、物事を突き詰めるということが、どういうことなのかを考えさせられる。

 

この6年間で起った事。

この6年間の間に、さまざまなことが起った。

氷室自身、東日本大震災以降、

チャリティライヴ、プライベート、卒業宣言、ライヴリハでの骨折、ライヴ中断、リベンジ、LAST GIGS

 

これはドラマではなく、ドキュメンタリー。

 

ドラマと言ってはいけないが「どうしてここまでこの人は」と思ってしまう。

ロックにありがちな、「ロッカーであるがためのドラマ性」っていうのがあるのだろうか?

 

でも、これは氷室がよく言っていた、

 

「無様が生き様になる」

 

それを記しただけのこと。

 

コンディションがどこで崩れ始めたか、まさか、あのアクシデントの映像まであるとは思わなかった。正直そこは、映像が流れる中で「まさか流す気なのか?」と迫るその時に恐れを感じた。氷室は映画の内容をチェックしているはずなので、そこまで晒してもいいと思ったのだろうけど、、、辛かった。

 

こんなリアルなロックは初めてだ。

重々しい言葉を並べましたが、楽屋などでの緩んだ表情も見れますし、

ライヴ映像もあります。

 

映画館で見ると、大音量の中、

あの「ライヴ」空間に行くことがもう出来ないという現実が寂しいなぁ・・・

 

でも、このドキュメンタリー6年の氷室を、

外からずっと流れに沿って体感できたのは幸せだったなと。強く思います。

 

これ、本気で大きなステージでライヴしたい人は見てほしい。

クリエイターも研ぎ澄まし方に触れるにはいいかも。

 

私が体感したLAST GIGSはこちら。

氷室京介のLAST GIGSが、ついに幕を開けてしまう時が来た。

氷室京介の「LAST GIGS」幕開けから、閉じるその日まで

 

 

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