新学期も始まり、これからギターやベースを始める子も多いと思います。
楽器を買う時、店員さんから教則本を勧められたり、弦の張り方の話をされたりするかと思いますが、このお話は出てこないと思う。
教則本にも載ってないが大事なこと!
買ったばかりのケーブルをグッチャグチャにしない方法
も是非覚えてください。
これを覚えれば全ての動きがスマートになり、スタジオやライブでのトラブル回避にも繋がります。
あ、ギターの「シールド」って言い方もしますけど、ここではケーブルでお話しますね。
(言い方の違いだけだよ)
8の字巻きって何?ってことやねん
ケーブルには巻き方がありまして「8の字巻き」というものがあります。
ただくるくると同じやり方で巻いていくとバラした時にクセがついたり、絡まったりします。
しかし8の字巻きで巻いたものはクセもつかず、バラした時にパラーっと解けて絡まることがありません。
ギターやマイクのケーブルは8の字巻きで保管した方が長く使えるので初心者の方は是非とも覚えておきたい技。家はもちろん、スタジオで借りるケーブルも8の字巻きになっていますし、ライブの時も8の字で巻いたケーブルなら絡まって引っかかったり、セッティングの時焦ることもないです。
やり方は動画で見たほうがわかりやすいと思います。
この8の字巻きは楽器のケーブル以外にも、お家にあるコード類をまとめる時にも使えるので覚えて損はないですよ。
ただ人に教わる時は同じ利き手の人に教わった方がいいです。私は右利きなのに左利きの人に教わったんだけど、なんか変らしい・・・
8の字巻き天下一武道会
ただ巻くだけでは終わらないのがこの技の深み。
この技を競うコンテストがあるのだ!
2018年2月22日には5回目となる8の字巻きコンテスト全国大会が行われた。
優勝賞金は 100,000円
出場者は現役の音響さんなど巻きに巻きまくっている職人が多いが、誰でも参加できるとのこと。
事前エントリーだけでなく、当日飛び入り参加もあったとか。
まとめ
私は10代の頃8の字巻きを知らずに、
何本もケーブルを買い直したり、クルクルしたケーブルに引っかかって転びそうになったり、
セッティングでグチャグチャなケーブルにイライラしながら戯れる無駄な時間を過ごしておりました。
それが今じゃ仕事でもコードとか使うので毎日8の字巻きまくって生きております。
仕事場で「コンテストがあるらしいゾォ!」「出ようぜ!」と盛り上がったので調べて見たのだけど、やはり現場の音響さんの巻きには敵わないな。
20mはなかなかに巻かないぞ・・・
8の字巻き覚えると基本8で巻きたいね。クセついてるコードとかイラってするねw
日々の生活からコンテストまで奥の深い8の字巻きのお話でした。
アディオス!