ChatGPTは質問応答、文章生成、情報検索など、多様な用途で活用できます。
無料版でも十分に使えますが、ChatGPT Plusという有料版にするとさらに強力なツールとなります。
その利点の一つがプラグインを導入。
例えば、特定のウェブサイトから情報を抽出したり、SEO分析を自動で行ったり、高品質な画像や動画を生成するなど、ChatGPT単体では難しかったタスクも容易にこなせるようになります。
今回はこのプラグインがどういうものなのか、導入方法やおすすめのプラグインを紹介していきます。
こんな人におすすめ
- コンテンツ生成(文章、画像、動画)を効率化したい方
- AIとの対話を通じて新しい情報や知識を得たい方
- デジタルツールによる業務効率化を図りたい方
ChatGPTプラグインとは?
プラグインとは、ソフトウェアの機能を拡張するための追加モジュールのこと。
ChatGPTの場合、プラグインを導入することで、基本的な対話機能に加えて、特定のタスクを効率的に行えるようになります。
例えば、ウェブページの内容を要約したり、SEO分析を行ったり、さまざまな形式でコンテンツを生成することが可能です。
ChatGPTのプラグインは多岐にわたりますが、主なカテゴリとして以下のようなものがあります。
- 情報収集: ウェブページから特定の情報を抽出する
- SEO対策: ウェブサイトのSEO分析を自動で行う
- コンテンツ生成: 高品質な文章、画像、動画を生成する
- データ分析: データセットを解析し、結果を報告するプラグイン
- 業務効率化: メールの自動送信やスケジュール管理など、業務を効率化する
様々なプラグインが開発され次々に発表されています。
ChatGPTプラグインの注意点
ChatGPTでプラグインを利用する際には注意点もあります。
注意ポイント
- プラグインはGPT-4にのみ対応。
- 海外製ツールが多い
- バグやエラーが起こる可能性がある
プラグインは有料版でしか使えない
まずプラグインを利用するにはChatGPT Plusという有料プラン契約が必要。
無料版はGPT-3.5ですので、プラグインは使えません。
有料版の契約手順はこちらをごらんください
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【主婦でもできる】ChatGPT有料版でできること。導入について
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海外製のプラグインがほとんど
レストラン検索・予約サイト「食べログ」のプラグインは日本製のプラグイン。
利用ユーザーも日本人向けのプラグインです。
しかし、日本製のプラグインはまだまだ数が少なく海外製のものが多いです。
そのため、言語対応や利用規約に注意が必要です。
ChatGPTは日本語にも対応するようになりましたので、日本語で入力しても問題はないのですが、プラグインの使い方などフォーラムやトピックスは英語になる可能性があります。
ChatGPTが出た初期と同じですが、翻訳しながら情報を仕入れるという形になります。
バグやエラーもおこる(過信しない)
プラグインを入れたからといって「内容が信ぴょう性のあるものになったのか」というとそういうわけではなく、今まで通りプロンプト(質問、指示文章)次第、プラグインの使い方次第ですので、検証を行う方が安全です。
また、エラーやバグも起こる可能性もあります。
この場合はプラグイン制作者に問い合わせが必要という形になりますので頭に入れておいてください。
プラグイン同時使用は最大3つまで
プラグインは最大3つまで同時に使用できます。
しかしプラグインを使う設定にしていてもプラグインを無視して回答をする場合があるので、 必ずプラグインを使って回答してもらいたい場合は、「プラグインを使って回答してください。」とプロンプトで指示を出しましょう。
ChatGPTプラグインを使えるようにする
プラグインを使えるようにする手順は非常にシンプルです。以下に、その手順を詳しく説明します。
画面左下にある[...]をクリックすると[Setting]というメニューがあるのでクリックしてください。
日本語になっている場合は「プラス設定&ベータ」と表示されます。歯車のアイコンが設定メニューになります。
次にSetting内にある[Beta features]をクリックします
日本語は「ベータ機能」という表示。フラスコのアイコンです。
すると、[Plugins]という項目があるので、スライダーをクリックしてONにしておきます。
日本語ではプラグインとかかれているのですぐわかると思います。
ChatGPTプラグインをインストールする
プラグイン機能を有効化すると、ChatGPTのトップページで、GPT-4の項目に「Plugins Beta」が表示されるようになります。
最初の場合はまだプラグインが入っていないので、[No plugins enabled]をクリックすると[plugin store]という文字が表示されるのでクリックします。
プラグイン一覧が表示されるので、使いたいプラグインを探してインストールします。
今回は「WebPilot」というプラグインをインストールしてみます。
検索で「WebPilot」を検索。
「install」ボタンをクリックすると、インストールがあっという間に終わり完了となります。
プラグインよってはインストール前に認証キーが必要であったり、連携するアカウント側での設定が必要なこともあります。
インストールしたプラグインを使用する
インストールしたプラグインを使用する際は、ChatGPTのトップページ、GPT-4の項目にある「Plugins Beta」を表示。
するとインストールしたプラグイン名が表示されているので、チェックマークを付けると有効化されます。
プラグインを有効化した状態でチャットを使うとプラグインも反映されます。
まとめ
私はしばらく無料版を利用していましたが、「WebPilot」というURLを指定するとそのページを要約してくれるプラグインが使いたくて有料版にしましたがすぐ効果を感じました。
プラグイン自体は現段階で無料ですので、月額は大きいですが、これらの機能を兼ねそろえたサービスのサブスクリプションをいくつか契約するよりはお得かも?ということになるかもしれません。
プラグインの数は日に日に増えてますので、どれが自分にマッチするかは変化していくかと思いますが、
次回は私が使っているプラグインについてまとめてみようと思います。
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