るしる(@aromusica)です。
言葉の抵抗が無くなるとラクになれるもんですね。
開き直りと言われてもいいぐらい、ペラペラでチープな空気に乗っかって
その引きずってた物さえ、愛しいコンテンツだと気づきました。
今は、ひとりで宅録やってるわけですが、バンドをやっていたという過程は絶対はずすことは出来ない。
ならば、もう少し前に押しやって行こうと思います。
元バンドマンのブログって無いね。あったとしても
こんなことでもなければググらなかったな。
「元バンドマン」で検索したら
「稼ぐ方法」っていう、ブログの世界でも良く見るタイトルが多かった( ˘ω˘)
その情熱をバンドで活かせばよかったのにね。
まぁ、バンド辞めて痛感したのは「仕事」ってものでした。
ブログ界では消耗と呼ばれる、就職も元バンドマンにとっては上級職に入るんですよ。
最低限の決まったお給料。お休みなのに、お金をもらえる有給なんて特典。
「安定」ってすばらしい。
あと、私も結局引きずってた「元バンドマン」という言葉への抵抗。
元バンドマン=負け犬
夢も諦めてるわけですから、そう笑顔で口に出せるものではないです。
中途半端に夢だけデカかったやつだと(ワシや)
でも、私は今こうして文字に起こしているわけです。
そこには「ロック」というありがたい、たいして意味のない言葉があったからです。
隠してるのもダセェ
そんなこと気にしてるのもダセェ
元バンドマンって言葉もダセェ
おまえダセェ
ダセェってロックじゃね?
矢沢も氷室も元バンドマンなんて言わないし。
よくよく考えたら、氷室をあれだけ観に行ったくせに、今気づきました。
まぁプロですから言わないし、言う必要ないソロでのキャリアがあるわけですが、
ソロになって雑誌などでバンド時代の話を結構している人たちって
再結成してる確立高いかもしれませんね。
私の場合、辞めたとこからの復活という、海底からの山登りなわけですが、
「稼ぐ方法」なんてうさんくさいものより、おもしろいもの書ける自信はあるので、
「元バンドマン」って言葉をもっと、おもしろくポジティブにしてあげようかと思います。
自分が音楽を続けていくうちに、この言葉もポロッととれる日が来ると思えるようになったのと、もし何年後かにバンドでも始めちゃったら、「元バンドマン」って名乗れないからね!
今を楽しもうぞ。