おお、思わぬ雑誌が休刊することになりました。
DTMマガジン
私はこの本に、バンド時代からお世話になってます。
バンドを辞めて、こうやって音楽活動再開出来たのは、間違いなくDTMがあったからです。
この本が無ければ、間違いなくここまでDAWを扱えなかったでしょう。
23年の歴史。DTMマガジンが休刊
藤本健さんのツイートで知った。
DTMマガジン最終号、午前中にはAmazonで売り切れると予想してたけど、まだありますねw 永久保存版。お買い逃がしなきよう!「23年の歴史に幕。DTMマガジンが休刊に」https://t.co/RQXaSPPJIx pic.twitter.com/J02mavuSO3
— 藤本健 (@kenfujimoto) 2016年11月8日
何ヶ月か前に、本屋で久しぶりに読んだとき「えっ?」ってなった。
昔はもっと厚くって、内容濃かったのになぁ・・・隔月刊になってしまったし。
2016年 12 月号をもって休刊します。
突然の終わりじゃないか・・・
キーボーディスト以外にも優しかった本
私が読みだしたのは、16、7年前ぐらいかな?バンドでギタリストやってた頃です。
ちょうどCakewalkを手に入れて、PCで曲作りを始めた頃。
周りはバンドマンですし、キーボーディストでもそこまで手を出してる子も居なかった。
つまり情報なんて周りから入手できない。
しかも、「MIDI音源」なんていうぐらいだから、キーボードマガジンでも読まないといけないのかな?ネットで調べたくても、今みたいに情報発信してくれる人居ない。そもそも、何を調べればいいかもわからん(笑)
そんなときに見つけたのがDTMマガジンでした。
音源モジュールや、MIDI、周辺機材・・・DTMがデスクトップミュージックであるということを分かりやすく教えてくれた。
デジタルに縁遠いギタリストにも優しかった!
一番ありがたかったのは、プラグインソフトの紹介記事
今はホントいい時代ですよ。この間のNeutron祭りみたいに、情報提供、共有ができる。
(そういう時代になったからDTMマガジンも休刊なのかな?と思う所もある)
DAWもどんどん進化する中で、音源もエフェクトもPCの中にIN出来る時代になっちまった。
そんな中、「フリープラグイン」なんてものを教えてくれたのもDTMマガジンだった。
英語も読めないのにドイツ語なんてもっと読めるわけないがー。
外国サイト漁ってもよくわからない中、日本語で(笑)教えてくれたんです。しかも本数もハンパない。
今では立派に沼につかるほどハマってしまいましたね(・∀・)
これからDTM始めたい子供たちの入口はどこだ?
DTMマガジンが休刊すると知った時、自分自身がここから始まったのもあるもんで
「うわー、入口なくなるわー」
10代の音楽やりたい子の入口がなくなると思ってしまったのです。
DAW(PC含む)買えなくても、雑誌は買えるじゃない?
ファッションも楽器も、雑誌見て「いいなー」って妄想膨らまない?
スマホの画面じゃ視界が狭い。
ボカロだってミクがんばってるし、ピコ太郎だっているのに(笑)
DTMはこれからも伸びるだろうけど、入口はどこになるんだろ?
やっぱネットかね?
DTM雑誌でいうと、サウンド・デザイナーとサウンド&レコーディングもあるけれど、
サンレコは、今でも読んでて難しいな(笑)DAWはあくまでツールのひとつであり、主題は他にある(これも重要)私はバンド時代と変わらず「上級者向けの本」だと思ってる。
初心者だったら、サウンド・デザイナーはオススメです。
あ、ギタリストのためのレコーディングマガジンなのね(今知った)でも、打ち込みの仕方も載ってるし、DTMに必要な事は、ここから入ると解りやすい。
その、初級と上級の間がね・・・
DTMマガジンだと思っていたんだよ(せつない)
まとめ
あくまで休刊ですからね。
まだDTMは需要があると思うから、
今度戻ってくるときは、DTMだけじゃなく、DTMを使って外部で出来ること(配信、ライヴ、映像)DTMをクリエイター、アーティストとして使う方法も教えてほしいな。
DTMってDAW以外にもモニターや周辺機器も含まれているし、もっと大枠で考えてもいいと思う。
と、休刊を知って言うのもなんですが(汗)
とにかく、サンジ並みに言いたいですね。
「くそお世話になりました!!!」
プレイヤーではなく、DTMマガジンを愛読していた元バンドマンでした。
アディオス!