バンド引退後記

Hi-STANDARDのライヴを観た元バンドマンの無様な脳内

投稿日:2018-06-09 更新日:

 

Hi-STANDARDは10代の頃そりゃあ聴いてました。

もちろん歌も好きなんだけどそれ以上にハイスタのイメージとしては、

 

「自分たちでレーベル作って、これからはバンドが全部やれるんだ」

 

それを「バンドはメジャーを目指すのが当たり前」な時代にバチコーンと見せつけてくれたのです。

 

それから時を経て、キッズ達も大人になり、社会人となり、家庭を持ち・・・バンドマン達もたくさん引退したことでしょう。一瞬にして大人達をキッズに戻してしまったハイスタのライヴに、私も元バンドマンの人と行って参りました。

 

ある程度覚悟はしていたが・・・

今までハイスタ以外にも再結成したバンドのライヴは見に行った。自分が活動再開する前にも行っていたが「見たい」というキッズ心の裏で「見てはいけない」という元バンドマンの後悔の渦予報を感じながら行っていた。

結果としては後悔しようにも壮大すぎて考えないようにした。「今更」な元バンドマンでしかないのだ。

 

もちろん、ハイスタでも覚悟していた。いや、絶対やられてしまうだろうと。

いざ開演、はい瞬殺

 

とにかく思ったのが

あぁ、やっぱバンドなんだ・・・

 

勝てないとかじゃなくてもう、ホント自分バンドやりたいんだなと心の底から思ってしもうた。

こまさん好きだし、インスタで毎日のように道(ストリート)をニヤニヤ見て私の日々の生活の中であまりにも登場しまくった健さんが・・・健さんが遥か彼方の遠い存在に感じたよ(当たり前だ)

 

その距離感がなぁ・・・なんか、思い出しちゃいけなかったような、そのギタリストになりたいっていう。ギターだけ弾いてたいっていう。もちろん一人でやるのに抵抗ないし、歌うのも好き。でもなんだろうなぁ・・・

 

ヒーローを見てしまったんだ。

 

キッズ心なのだろうか?単純に「あーやってギターかき鳴らしてぇええええ!!!」

あれがやりたいんだ。楽しいのは知っているんだ。バンドがやりたいんだ。

 

バンドマンの「本気」というスイッチ

ハイスタのライブ見るまでは、解散しないで続けてるバンド。特に同世代の知り合いとかのバンドとか、対バンのホルモンなんてまさしくそうだけど、

見てると「貫き通す」ってことだけだなと。

 

それが辞めた人間からするとものすごいことで、何年か経った時にやり続けて来た分、幹が太っくって自分とはかなりの差になっちゃってる。

再結成したバンドだって、離れてる間にやって来たことがツタとなって絡まって一つになれば強力になる。

 

健さんや難波さんだって熱いこと語るし、それがダセェとは思わないけど(昔はその成分表に出すの嫌いだった。そんな風潮もあったと思う。)

 

バンド辞めた人間はその熱量持ったらダメだってストッパー・・・無い?

本気になっちゃうっていう。

 

私の中で今まで引っかかってたのってこれなの。もちろん今も本気でやってるけど実はもっとすごいのやっちゃうの。

生活をロックだけに傾けて生きてしまうの。とんでもないの。アホでしょ?普通で考えたら。いい歳こいてねぇ?そう思うよワシも。

 

でも、これ一緒に行った元バンドマンの先輩も言ってた。

あー、このストッパーってあるんだなぁって。

 

もう、いいや素直になろう。その方がラクだ。

結局ハイスタ見てたら熱くバンドにロックに本気になって、もちろんストッパーなんてなくて、そもそも私を押さえつけてるストッパーなんてものも本当は無いんじゃないの?って。

こうやってブログで熱く書くことも悪いこと何も無ぇんじゃないの?とか

 

なんで純粋にガキの頃みたいに「ただロックしたい」って思わないの?って。

 

あまりにもシンプルなセットに3ピース。

ストレートに突き刺さる曲の構成に、ストッパーなどアホみたいに簡単に壊れた。

 

どっと疲れた。「バンドやりたいけど今更」とか「できないよなぁ」とか思うことに。

 

音楽活動再開して、かなり自分らしさを取り戻した気分で居たんだけど、なんかそれも違ったんじゃね?とか、結局後悔とひねくれた感情だけズルズル引きずってただけだった。

 

バンドとロックには一瞬にしてぶっ壊す力がある。それにやられて今日まできたのだ。

これ以上の刺激なんてないんだ。

 

 

 

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るしる(Lucir)

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元バンドマンが10年のブランクを経て音楽活動をネットで再開し、DTMで楽曲制作したり、音楽ブログ運営してます。

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