今日からは、私が一番やりたいこと「音楽活動」について書いていこうと思います。
この「音楽活動」の領域も、私がロックに目覚めた頃に比べれば、とんでもなく広がりました。
広がったおかげで、私も活動を再開させたのかもしれません。
まず活動再開にあたり考えたところから振り返ります。
2009年に、とある本に出会う。
私の中で「動こう」と決めて記憶にあるのは、雑誌サウンド&レコーディングの
「ネットとライブで自分の曲を売る方法」
まず、こういう雑誌が出る時代になったのか!と。
サンレコと言えば、昔から上級者向けのイメージが強く、曲作りから、レコーディングまで載っている楽曲制作者にはありがたい本でした。(難しいけど)
そのサンレコが、プロモーションの仕方まで教えてくれることにびっくり。
本に書かれると、まず「出来ないことじゃないんだな」と思えたのです。
あ、余談ですが、昔はバンドやってたんですけど、変な言い方無理してサンレコ読んでました。
バンドやってるだけじゃダメだと、学ばなくてはと・・・
バンドマンは、訳わかんなくても、がんばって読んで損はないです。サンレコは。
過去のログを読んでみないか?
「ネットとライブで自分の曲を売る方法」など、
雑誌から発信するということの歴史について。
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今はアマチュア・ミュージシャンが本当の意味でのマイ・ペースで活動できるようになっています。(國崎晋) | 今、音楽で稼ぐ方法 | リットーミュージック
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実際この頃から、このような書籍が増えました。
まさしく、当時國崎さんがおっしゃってた事に、興味があったわけですが、
“生き延びていく”や“稼ぎ方”という言葉に対して過剰な反応を示されたんですね。サウンド&レコーディング・マガジン読者の方々は全員がプロフェッショナルということではなく、アマチュアの方も多いわけです。それなのに“生き延びていく”とか“稼ぎ方”とか、音楽はマネタイズしなければ意味が無いかのような印象をタイトルから受けてしまったのでしょう。
この記事のインタビューは2013年なんですけど、今も変わってないですよね?
拒否というか、特にバンドマン。ライヴ活動メインの人は見落としてる気がする。
趣味で続けていくにしても、いつも持ち出しということではなく、今後の活動資金の足しにでもなればという、どちらかというとアマチュア目線で作った特集でした。
音楽活動するってお金かかるやん?
活動資金云々抜いても、ミュージシャンがその活動で収益を得られるって理想の形じゃない?
そこは、もう時代的にプロがやってることと同じことが出来るんですよ。
youtube→MV公開、ライヴ、ドキュメンタリー映像
ブログ→雑誌のインタビューみたいなもの。
SNS→公式アナウンス、プロモーション
個人事務所、レーベル→俺氏
音楽辞めていた私はうらやましいぐらいにその世界を覗いてました。
この物語の、ど真ん中に今、居るとしたら
この記事では、「5年後の2017年の音楽業界」についても書かれています。
予想で描いてた世界のど真ん中にいますね。
今の時点でも変わらす、「音楽が売れない」って言葉が聞こえます。
ストリーミングサービスが出てきて、どうなるのか見えなくなってきました。
でも、
その下の層(メジャー以下)は、動いてる人はあれこれいろいろやっている。
それがものすごく楽しいことになっている。
「一人レーベル」の野望はワクワクします。
世界を作れる感覚が、音楽だけにとどまらないパワーを持っていてとても楽しい。
そんな時代を楽しみましょう。