女性ロックバンドが世に生まれたのはいつだろう?
大概先駆けと言われるガールズバンドが
The Runaways
私も歴史を遡るかのように、ランナウェイズを聴いた。
特に日本の女の子に大人気だったらしい。
現代の子にわかりやすく言うなれば
北斗晶と
ジャガー横田の
現役時代です( ˘ω˘)
当時は全くもって女がロックやれる時代ではない。
そんな中、ケンカ腰でロックやっちゃったのがRunaways。
それが爽快でカッコ良いから女の子が惚れちゃったのだと思う。
「あ、やっていいんだ」
世界中の女の子にロックをやっていいんだと見せつけてくれたのが
Runaways
現役時代の北斗晶もジャガー横田もメタクソかっこよかったんだぜ!
ま、私はロックを選んだけどな。
The Runawaysの歴史
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シェリー・カーリー(vo)
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ジョーン・ジェット(G)
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リタ・フォード(G)
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ジャッキー・フォックス(B)
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サンディ・ウェスト(Dr)
の5人バンド。
1975年に動き出す。
プロデューサーのキム・フォウリーがドラムのサンディとギターのジョーンジェットを会わせたことがキッカケ。
そこから徐々にメンバーを集めていき、1976年にデビュー。
実はランナウェイズはプロデューサーによって作られたバンドと言っていい。
デビュー当時の戦略面でもキャラを決め込んだりして、意外に「作られた」感満載のバンド。
クラスメイトと学校で組みました!的バンドではない。
1977年にはワールドツアーを行うも、Bのジャッキー、圧倒的人気だったVoのシェリーが脱退。
1978年にはプロデューサーキムからも離れ、メンバーチェンジを繰り返すも、
1979年音楽性の違いから解散。
売れてワールドツアーにまで出て、そこから壊れていったRunaways。
それまでバラバラに居た「とびきりロックな女の子」を集めてみただけのバンドだった。
本当の「バンド」になるには環境、時間、周りの声が邪魔をした。
「とびきりロックな女の子」は商売道具にされたのだ。
彼女たちはデビューしたとき
平均年齢16歳だった。
ここが好きだよ!Runaways
しかし儚くとも、寄せ集めであろうと、「ガールズバンド」を世界中に知らしめた!
とびきりロックな女の子たちが、普通のロック好きな女の子に夢を、いや勘違いをさせちゃったのだ!
とにかくVoのシェリーがかわいい!
デビュー時のキャラ設定ではデヴィット・ボウイをイメージしてたらしい。
しかも下着姿で足開いて、がなって歌うという高低差。
Runawaysの代表曲 Cherry Bomb
でもRunawaysの何が良いって、シェリーのエロい姿で気を惹きつけといて、
両サイドからドロップキックを食らわす
ジョーン・ジェットとリタ・フォード
School Days
シェリー脱退後はジョーン・ジェットが歌ってます。
(女子プロ感伝われ)
私が一番好きな歌はこれ!
I Love Playin' With Fire
昔のガールズバンドのイメージ
日本のバンドブーム時代も、ランナウェイズのような衣装を着たり、下着でライヴやったりする人がたくさん居たようだ。
今でこそ「そんな下着で・・・」となるのだが(私の世代でもなる)
当時はそういう手段をとったり、「女だからって舐めんなよゴルァアアア!!!」という形相だったり、
普通にやってもダメな理由があったから、こうしたんだろうな。
今の時代、こんなバンドは居なくなった。
全然素のままでやれる時代になった。
逆に言うと、それが「つまんない」「かわいいじゃなくて、かっこよくなりたい!」って思ってるロック好きな女の子には、
昔こんなぶっ飛んだ女の子が居たんだよ!
と教えてあげたい。
こんなロックの入り口もありますよ。
映画「THE RUNNAWAYS」も知るにはとってもオススメ!
当時、いかに男の中でロックをやるのが難しいことだったかがわかる。
シェリー役のダコタ・ファニングがめっちゃかわいいし、ジョーン役のクリステン・スチュワートは、まんまジョーン・ジェットでビビった。