漫画生成AI「Anifusion」はテキストを元に、漫画を生成したり、画像を生成することができます。
その際、重要となるのが指示を出す「プロンプト」の作成です。
「Anifusion」ではタグから選ぶことも出来るので、初心者でも簡単にプロンプトを作成することができますが、具体的に自身で作りたいイメージがあるときに、頭を悩ませることも多いでしょう。
今回はAnifusionで使われるプロンプトタグを目的別に一覧にしてみましたので、是非プロンプト作成に役立ててください。
※プロンプトは随時追加していきます。
Anifusionの登録や使い方については、こちらの記事をご覧ください。
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プロンプトのジャンルは、目次から選ぶと簡単です。⬇️
Anifusionのプロンプトを入力について
Anifusionではプロンプトを入力することで、画像やストーリーに沿った漫画を生成してくれます。
Anifusionのプロンプトは英語で入力し、danbooruタグを使用することを推奨しています。
プロンプトは以下の場所で入力します。
【画像生成のプロンプト】
【ストーリー生成プロンプト】
プロンプトの入力方法は２つあり、「タグを選ぶタイプ」と「テキストで入力するタイプ」があります。
それぞれプロンプト入力欄の右上にある「タグ」をクリックすると「テキスト」に変わるので、使いやすい方を利用してください。
タグは「インスピレーションを得る」をクリックすると、よく使われるタグが表示されます。
使わないものは削除でき、そのあとで自身で入力もできます。
打ち込んでいる最中にタグの候補も出現するので、その中から選ぶこともできます。
【重要】生成画像のクオリティを上げるプロンプト
生成する画像の基本的クオリティを上げるプロンプトタグがあります。
これらのタグは、お任せで生成した画像にも組み込まれていたので、プロンプトには入れておきましょう。
stable diffusionでも必須プロンプトとして使います。
- masterpiece
- best quality
- absurdres
【重要】ネガティブプロンプトについて
プロンプトの詳細設定には「ネガティブプロンプト」という項目があります。
ネガティブプロンプトとは、画像生成する際に気を付けて欲しいこと、生成の注意を指示するものです。
「質の悪いもの」などをネガティブプロンプトで注意指示を出すことで、生成画像のクオリティを上げることができます。
初心者にとっては難しく感じるネガティブプロンプトですが、Anifusionでは「品質タグ」という機能があり、オンにすることで最適なネガティブプロンプトを入れてくれます。
実際にネガティブプロンプトを未入力にし、品質タグを使ったところ、手や顔の崩れもなく、クオリティの高い画像が生成されました。
ネガティブプロンプトで使われるタグには以下のようなものがあります。
- low quality
- worst quality
- nomal quality
- nsfw(いやらしい画の生成をしない）
漫画やアニメに関するプロンプトタグ
ストーリープロンプトで使える、漫画やアニメのワードが入るプロンプトタグについてまとめました。
コマ割りで生成する際の全体の雰囲気を「manga]や「anime」で指示することもできます。
mangaのプロンプトタグ
「manga」に関するタグです。
- manga
- manga illustration
- manga cover
- azumanga daioh
- eromanga sensei
animeのプロンプトタグ
「anime」に関するタグです。
- anime illustration
- anime screencap
- anime coloring
- animeflux
- ors anime renders
線や背景のプロンプトタグ
漫画の背景に使われる集中線や、紙質などの素材を表すプロンプトをまとめました。
lineのプロンプトタグ
「line」に関連するプロンプトです。
line単体のタグで使うより、具体的な意味のタグが使われます。
- lineart
- girls'frontline
- motion lines
- outline
- emphasis lines(集中線）
textureに関するプロンプトタグ
テクスチャーとは質感を表す言葉で、漫画の背景に使われるプロンプトです。
- halftone texture
- paper texture
- canvas texture
- newsprint texture
「Background」（背景生成）に関するプロンプトタグ
背景の指示に使えるタグです。
色やシンプルなど、「Background」の前につけて使用します。
- simple background
- white background
- grey background
- background only(背景のみ）
- blurry background
人に関するプロンプト
１コマに１人だけを描きたい場合は、「1girl」などプロンプトで指示を出します。これはよく使われるプロンプトです。
また１コマに２人描きたい時もプロンプトで指示を出します。
- 1girl/2girls
- 1boy/2boys
色に関するプロンプト
色を指定するプロンプトは、目や髪の色、洋服、背景など様々な場面で使います。
色のみのタグを使うことはなく、色の後に半角開けて名称を付けてタグにします。
色を付けて使うプロンプト
（色）お好みの色を入力してください
| プロンプト | |
| 髪の色 | (色) hair |
| 瞳の色 | (色) eyes |
| 服の色 | (色) (服）/blue dressなど |
| 背景の色 | (色) background |
「tone」に関するプロンプトタグ
2トーンなど色を表すときに「tone」が使われます。
「tow-tone ○○」と組み合わせると「２色の○○」と表現できます。
- tow-tone hair
- tow-tone background
- tow-tone dress
まとめ
漫画生成AI「Anifusion」のプロンプトについての説明でしたが、他の画像生成AIツールでも使えるタグ内容もありますので、是非参考にしていただければと思います。
「Anifusion」は他の画像生成AIツールと比べても、プロンプトをランダムで作成してくれる機能があったり、生成画像のプロンプトも確認できるので、初心者には使いやすく学べるツールでもあります。
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