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TuneCoreとは何か。収益や音源など配信の為に知っておきたいこと

 

iTunesをはじめとした、30以上のデジタル配信ストアで楽曲を販売・配信することができる、

日本大手のデジタル・ディストリビューター「TuneCore Japan」

 

メリットが大きいサービスではあるのですが、収益は100%還元という面などで他のサービスと違い利用料がかかります。

 

TuneCoreの使い方としておススメなのが、「1年間利用料無料キャンペーンでシングル配信」

1年間限定配信を行うやりかたです。

そのキャンペーンを狙って1曲用意しておきましょう。

 

今回はTuneCoreについて知っておきたいことを、メリットデメリット含めまとめました。

 

配信開始する前にも、楽曲ファイルの形式など曲を作る段階で知っておきたいこともあります。

その他収益や利用料など以下の目次から各項目が読めます。

 

TuneCoreとは?主な特徴

 

TuneCore(チューンコア)は、音楽アーティストやバンドが自分たちの音楽を世界中に配信し、収益を得るためのプラットフォームです。

音楽業界における独立したアーティストやレーベルの台頭により、TuneCoreはその存在感を増しており、多くのクリエイターたちが自分の音楽を広める手段として利用しています。

 

TuneCoreは2005年に設立。ニューヨークのブルックリンに拠点を置くTuneCore,Inc.が運営する音楽流通サービス。

日本での事業は2012年に開始し、TuneCore Japanという名で「チューンコアジャパン株式会社」が運営しています。

 

TuneCoreの主な特徴は以下のようになります。

オンライン音楽配信

 TuneCoreは、主要な音楽プラットフォーム(Spotify、Apple Music、Amazon Musicなど)にアーティストの楽曲を配信する手助けをします。これにより、リスナーは世界中でアーティストの音楽を楽しむことができます。

独立したアーティストのためのソリューション

TuneCoreは、大手レコード会社のバックアップを受けずに、自分の音楽キャリアを築きたいアーティストやレーベルに適したプラットフォームです。独自の音楽を制作し、配信、販売するためのツールとリソースを提供しています。

収益の最大化

TuneCoreは、アーティストが音楽配信から得る収益を最大化するための仕組みを提供。売上の透明性や適切な支払い処理などを通じて、アーティストは自分の創作活動から得られる利益をしっかりと把握することができます。

ライセンス管理

TuneCoreは、楽曲の著作権やライセンスに関する管理を支援。これにより、アーティストは法的なトラブルを回避し、安心して音楽活動に集中することができます。

世界的なリーチ

TuneCoreは、世界中のさまざまな国や地域で音楽を配信できるチャンスを提供。これにより、アーティストは国際的なファンベースを築くことができます。

 

Tune Coreのメリット、デメリット

 

  • 会員登録無料
  • 収益は100%還元
  • 配信先サービスが多く、配信開始も早い
  • 役立つツールが豊富
  • ボーカロイドの楽曲も配信できる
  • コンテストが行われる

 

楽曲登録から配信までの流れなど、利用する面ではとても良くメリットは大きいのですが、

ネックとなるのが、利用料がかかる。

 

  • 配信先が多い
  • 配信開始が早い
  • wavで音源がアップロードできる
  • 収益が100%

という面では他の無料サービスと違い、利用料がかかってしまうのは仕方ない部分もあるのですが、

配信を維持するのが厳しい面があります。

(詳しくは「利用料」の項目をご覧ください)

 

たまに行われる、「1年間利用料無料キャンペーンでシングル配信」を1年間のみ利用するという手もあります。

 

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Tune Core配信先一覧

 

2023年現在の配信先ストアになります

Tunecore ストア一覧

 

配信先としては日本で一番の数。

日本国内はもちろん日本から海外に向けての配信を考えても大手も抑えてこれだけあれば十分ではないでしょうか。

 

用意する音源の概要

 

リリース種別

3種類あるリリースの分類の意味はこちら

シングル  1曲(10 分以内)のみ収録されたリリース
アルバム 2曲以上(各曲が10 分以内)が収録され、複数曲で構成されるリリース
リングトーン 1曲(5秒以上30秒以内)のみ収録されたリリース

 

アルバムの楽曲数は最大22曲程度を推奨しています。

1曲(10分超)の楽曲(シングル・アルバム問わず)の配信をしたい場合は問い合わせが必要です。

 

iTunes Store では、1曲〜3曲のリリースであれば、自動的にリリースタイトルの末尾に“ - Single”が追記されます。4~6曲のリリースであれば、"- EP" が追記されます。

 

楽曲ファイルの形式

アップロードする楽曲ファイルは以下の形式が推奨されています。

各配信ストアの配信条件に合わせて、形式が変更される場合があります。

 

  • サンプルサイズ:16bit、24bit
  • サンプルレート:44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz、176.4kHz、192 kHz
  • ビットレート:1411bps
  • チャンネル:ステレオ
  • ファイル形式:WAV
  • 楽曲の長さ:10分以内

 

ジャケット画像

ジャケット画像は以下の形式になります。

 

  • JPG または PNG イメージファイル
  • 3000 × 3000 ピクセル以上 20000 × 20000 ピクセル以下の正方形
  • 最高品質のRGB カラーモード (白黒含む) :CMYK は使用できません。
  • 20M以内

 

JPGの場合画像を拡大、縮小すると画質が悪くなるので注意。

ジャケット作成には、オンライングラフィックツール「Canva」がおススメです。

 

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ぼやけていたり、記載情報、取り扱う画像には注意しましょう。

  • 品質上の問題がある画像。
  • 楽曲と無関係な製品や特典等の付加的なサービスを期待させる言葉や表現の記載があるもの。
  • 各配信ストアの名称・ロゴなどの情報、購入リンクやURLの記載があるもの。
  • 物理的な商品に該当する単語や表現の記載があるもの。
    (例:「CD」「Disc」「DVD」等)
  • デジタル商品に対応する単語や表現の記載があるもの。
    (例:「Digital Exclusive」「Digital Version」等)
  • 値引きに関連する単語や表現の記載があるもの。
    (例:「セール価格」「特価」「奉仕価格」等)
  • ポルノ写真や卑猥な画像。
  • ドイツ刑法典で規制されている全ての ナチスの紋章やナチスに関連する単語や表現。

TuneCore Japan「リリース登録について」より抜粋

 

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登録、審査から配信開始までの期間

 

音源やジャケットなどのアップロード後に、審査があり、通過すれば各サービスへの配信が開始されます。

 

審査内容

楽曲ファイル・ジャケット画像・楽曲情報が配信ストア側の規定に沿っているかを確認。

審査はTunecoreだけではなく、各配信サイトでも行われます。

通常は約24時間で審査が完了すると言われています。

 

大手サービスですと時間が掛かった印象はありません。

配信手続きを開始したリリースの楽曲ファイル・ジャケット画像・楽曲情報・配信期間は変更することができないので注意しましょう。

 

登録から配信開始までの期間

主要な配信ストアでは、最短2日で配信が開始。

審査、また各配信ストア側の審査状況により指定日付より遅れる可能性はあります。

 

希望の販売開始日がある場合は、3週間前までに配信審査の依頼を行うことが推奨されています。

 

収益

 

収益は100%還元。

 

またYouTubeやtictokでの第三者による楽曲使用の収益も受け取ることができます。

 

YouTubeコンテンツ収益化サービス

YouTube コンテンツ収益化サービスとは、

楽曲を登録することで、YouTubeにアップロードされる動画にあなたの楽曲が使われていると、収益をあげることができるサービスです。

 

YouTubeコンテンツ収益化サービスに楽曲を登録する場合、該当リリースの全曲がYouTube Music(国内/海外)へ配信されます。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

YouTube コンテンツ収益化サービス (コンテンツIDに曲を登録する) - TuneCore Japan
YouTube コンテンツ収益化サービス (コンテンツIDに曲を登録する) - TuneCore Japan

YouTube コンテンツ収益化サービスとは、世界中でアップロードされるYouTube動画にあなたの楽曲が使用されると、YouTube コンテンツIDシステムを利用して、そのYouTube動画から収益 ...

www.tunecore.co.jp

 

TikTok

TikTokで配信した曲がライブラリで使用された場合も、販売収益が還元されます。

 

詳しくはこちらをごらんください

TikTok で自分の楽曲を配信、販売する方法 - TuneCore Japan
TikTok で自分の楽曲を配信、販売する方法 - TuneCore Japan

あなたの楽曲を iTunes, Apple Music, Spotify, Amazon など世界185ヵ国以上で簡単に販売・配信。権利はそのまま、収益は100%還元。 アーティスト・レーベルのための ...

www.tunecore.co.jp

 

収益の受け取り

[アカウント残高] ページから引出し申請を行います。

引出し申請を行うには最低1,000円のアカウント残高が必要です。(銀行振込手数料を除く)

振込手数料はアカウント管理者負担となります。

 

 振込日程は

・毎月16日~末日に申請された場合は、申請月の翌月10日に振込

・毎月1日~15日に申請された場合は、申請月25日に振込

 

収益の受け取りは銀行口座になります。

原則、アカウント管理者名義の銀行口座を登録。法人アカウントとして利用の場合は、法人名義の銀行口座で登録します。

 

口座情報の不備により当社が振込をできなかった場合、銀行の組み戻し費用はアカウント管理者様負担となりますので、登録の際は注意してください。

 

利用料について

 

TuneCore最大のネックである「利用料」

曲の配信は永久的にしたいものですが維持費がかかってしまいます。

 

売上が一番多いのはリリース時。時が経てが売り上げは下降していくのがほぼですので、

  • コンスタントに新曲リリース
  • YouTubeなどで収益化する

など計画、対策を練って利用する必要があります。

 

配信期間は、1年間、2年間、3年間のいずれか。

配信期間の開始日は、TuneCore Japanが配信手続開始のメールを送付した日となります。

 

利用料

利用料(税込)

  シングル(1曲) アルバム(2曲〜)
1年間 1,551円 5,225円
2年間 2,915円 9,416円
3年間 4,169円 13,607円

 

シングル・アルバム共に1曲の長さは10分以内となります。

 

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利用料の決済

決済方法は以下に対応しています

 

  • クレジットカード決済
  • Pay-easy決済
  • コンビニ決済
  • 残高決済(注意: アカウント残高が初期費用の金額を満たしている場合)
  • キャリア決済

 

クレジットカード決済、キャリア決済または 残高決済の場合を除き、利用料の支払期限はTune Core Japanから振込案内のメールが届いてから30日

 

注意

  • 残高決済はアカウント残高が初期費用の金額を満たしている場合
  • Pay-easy決済・コンビニ決済・キャリア決済の場合、別途、事務手数料がかかる

 

まとめ

 

以下の項目ではさらに詳しく手順などを解説しています。

 

 

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