まだ曲を作りだして、間もない頃。
「歌のメロディーはフンフン歌えるんだけど、何か足りない、でも何かが鳴ってる気もする」
何か足りない、何かが鳴ってる。
それはコード(和音)です。
コードをつけると、さらに何処かへ飛べる気がしますw楽しい楽しい、覚え始めの頃の作曲。
オリジナル曲作って、あそぼう。あそぼう。
ベースの音(ルート音)だけで作る曲が多い
10代の頃。まだコードも知らなければテクもない。何もないころからのお話。
昔のデモテープを聴くと、まぁヒドイ。O型だからってシード貰えるぐらい雑さが飛びぬけている。
中学生の時の曲作りアイテムは、ギターで無く。電気屋で売ってるようなキーボード
右手→歌メロ
左手→ベース(ルート弾き)
を、ピアノ音やトランペットで鳴らし、ラジカセにラインでブッこんでいた。
でも、自分の中ではドラムも鳴ってるし、ギターや鍵盤も和音で鳴っている。
特に気に入った曲は今でも、音楽辞めて戻ってきても、脳にこびりついている。
歌メロとベースさえ弾けば思い出せる。
というわけで、こいつを形にする作業に入る。
るしる流 コードの付け方
私はピアノを3歳から習い中学までやっていた。やっていただけだ。なんとなくは弾ける。
5本の指で鍵盤を押えるだけだ!
私は、メジャーとマイナーだけ覚えれば、なんとかなると思っている。
ちなみにメジャーもマイナーも「明るい」「暗い」って分け方をしている。
「ド・ミ・ソ」
これはCメジャー
こいつにあとは適当に鍵盤を押さえつければいい。
例えば、「シ♭」を追加→「ド・ミ・ソ・シ♭」
これは「C7」
「ミ」でなく、隣の「ファ」を押える。→「ド・ファ・ソ」
これは「Csus4」
移動したり、追加したりすればコード名が変わる。
その音がコードに使えるのか?
不協和音に聴こえなければいい(不協が絶対的ダメではない)
メジャー、マイナーしか弾けなくて悩んでる方は、ずらしたり、増やしたりしよう。
感覚でいい。「なんかオシャレ!」って私はいつも思ってる。
ギターやキーボードのコード本は辞書のようなもの。
適当に弾き、「ヤダ、このコードカッコイイ」なんてこともあるだろう。
しかし、コード名が分からない。
そういう時は必ずコード本を引っ張り出す。
コードブック山ほどある中、私の選ぶポイントも書いておきます。
ギターコードブック
- 「sus4」「dim」「69」など、語尾になんかついてるもの、その数が多いものがよい。
- コード記載が多くなると本もA4サイズになるが、「作曲用」として準備する。
- C→C#/D♭→D という順で、半音ずつ項目が進んでいると、分かりやすい。
キーボードコードブック
- 押え方が載っている(楽譜が読めなくても、絵として見れる)
- 「sus4」「dim」「69」など、語尾になんかついてるもの、その数が多いものがよい。
- キー(スケール)ごとに掲載しているやつは非常に役に立つ
ギターのコードブックよりも、キーボード(ピアノ)のコードブックの方が、1冊に詰まっている内容は濃いです。(理論説明も)
まとめ
ギターより鍵盤苦手な人の方が多いかもしれませんが、鍵盤の押え方が載っている物はDTMでの入力でも役に立つと思いますよ。
コード本さえあれば、ルートで進行しか決まってない曲にも装飾が出来るようになります。
曲のコードがベタすぎてツマラナイとか、マンネリしてると感じたら、コード本で探してみるのも手です。
コード本は覚えるために使うのではなく、自分が欲しい音を探すもの。
結果使っていくうちに、コードの形も名前も、理論的なものも付いてきます。
付いてこなくても、また開けばいいだけの話。
覚える気は未だに無いです。某。
では、また。