ドラムのアレンジについて。
私は、ギター、ベース、鍵盤は弾けるのですが、ドラムだけは全く叩けません。
叩けなくても、ドラム打ち込んでます。
ということで「中学生あたりに教えたい、ドラムのアレンジ」行ってみよう。
スコアからドラムってもんを覗いてみよう。
用意するのは、好きなバンドのスコアと音源。
なければGIGSあたりの本に載ってるスコアを開こう。
スコアだと、どの音階がスネア、ハットなど書いてあるものもあります。見れば見るほど、覚えるので、覚えようとする必要はないです。
まず、好きな曲1曲を最後まで、聴きながら目で追ってみてください。
絵として全体を見る感覚で。
それだけでも、曲の中のドラムの動きがわかる。
- A,B,C,など、変わり目にフィル(ドラムがドカドカ鳴ってる。音符多い)
- A,B,C,など、入りはクラッシュシンバル。
- クローズハイハットからサビはオープンハイハットに変わる
など
私はアレンジを始めた頃、ドラムをブロックごとに分けて考えるようにしました。(Aメロ、サビとかで分けてもよい)
これを自分の曲にあてはめる。まずはブロックで分けて考える。
今でも、作り方は同じ。
まず最初にベースとなるパターンを打ち込んでおき、
後からフィルなどを入れて、完成させます。
私の場合
最初のパターンはDAWソフトに入っているイメージに近いドラムパターンを貼りつけてしばらく放置。
それに合わせて、先に思いついた他の楽器や歌メロをRECします。
なぜなら、
頭の中で鳴った音ををとりあえずメモ(REC)する方が優先だから!
音符の長さを覚えたかったら、ドラムから学ぶべし。
これ、ドラムだけでなく、音符の長さも分かるようになります。
音符の長さ覚えるなら、リズムであるドラムがオススメ!
- 1小節にどの音符がどれだけ入るのか(小節を「箱」だと思って)
- 音符の長さも分かりやすい。(タイやスラーが少ない)
- 3/4拍子とかもドラムで音符覚えると分かりやすい
細かいこというと小節(箱)を跨ぐこともあるわけですが、
基本を楽しくわかりやすくマスターするならこれ近道。
ネタがつきたり、マンネリ化したら
こういう本もオススメ。っていうか重宝するってやつ!
私はロック野郎なので、R&Bやジャズなど他のジャンルの打ち込みをしたい時に、
こういう本でネタを仕入れています。
まとめ
これは独学でやってきたことなんですが、昔は今みたいにドラムの打ち込み本なんてないから、手元にあるバンドスコア見てやってただけのお話。
好きなバンドスコアを使う理由は、好きな曲だと聴きこんでいるし、
雰囲気でとらえるのも分かりやすいからです。(ドラムをダダダと歌えるぐらい聴いている)
曲を作ってて、こんなドラムパターンにしたい→あの曲だ!
と、なるわけです。
最初は自分でフィルを0から作るのなんて難しすぎます。
だから、好きな フィルを打ち込めばいい。(パクリすぎはアカンよ)
それが蓄積されれば、スコア見なくても作れるようになります。
こんな感じで私はザックリとドラムを作っています。
「ザックリとは聞き捨てならねぇ」と言う、ドラマーさんいらっしゃいましたら、ドラムのことおろそかにしがちなギターやボーカルにアドバイスをください(笑)
最後に私がドラムの打ち込みをする際、心がけていることを
ドラマーが叩けるドラムを作ること!
ドラマー から怒られますよ
「叩けるかボケェ」と、(経験談)
DTMの打ち込みに関してはコチラの記事もオススメです。
【作曲】ギターやキーボードのコード表はDTMよりも使える辞書のようなもの。