今更なのですがnoteを使っていて、タグに悩むことがある。
コラムとエッセイ—これらの言葉はよく耳にするものでありながらその違いについて混乱することはありませんか?
特に、ブログやSNSで自分の考えや体験を発信する際、どちらの形式を選ぶべきか迷うことは少なくありません。この記事では、コラムとエッセイの基本的な違いを明確にし、それぞれが最も効果を発揮するシーンを解説します。
この記事がおすすめの人
- コラムやエッセイの違いについて理解を深めたい人
- ブログやSNSで自分の考えや体験を発信したい人
- メディアでの発表を考えているが、形式に悩んでいる人
- クリエイティブな文章を書く際に、より効果的な方法を知りたい人
- 文章のジャンルやカテゴリーについて学びたい人
「コラム」とは
コラムとは、新聞・報道雑誌・ニュースサイトなどに掲載される、ニュース以外の記事。つまり、個人的な分析・意見が含まれている記事で、評論やエッセイの他、人生相談コーナーや「オススメ○○」などといったものも含まれる。コラムの執筆者を、コラムニスト(columnist) という。
wikipediaより引用
コラムは、新聞や雑誌、ウェブサイトなどでよく見かける一種の記事形式。主に、著者の個人的な意見や分析が織り交ぜられています。
ニュース記事が事実を中立的に伝えるのに対し、コラムはその背後にある「なぜ」や「どうして」を探求する場です。
コラムの例
- 社会問題に対する個人的な見解
- 映画や本のレビュー
- トレンドに対する分析や予測
- 人生相談や心の悩みに対するアドバイス
コラムを書く際のポイント
- 明確なテーマ: コラムには必ず中心となるテーマが必要です。読者が何を得るのかを明確にしましょう。
- 個人的な視点: コラムの魅力は著者自身の視点にあります。自分なりの意見や考えをしっかりと表現してください。
- 読者への配慮: コラムは多くの人に読まれる可能性があります。そのため、一般的な知識レベルに合わせて書くことが重要です。
「エッセイ」とは
随筆(ずいひつ)とは、文学における一形式で、筆者の体験や読書などから得た知識をもとに、それに対する感想・思索・思想をまとめた散文である。随想(ずいそう)、エッセイ、エッセー(仏: essai[1], 英: essay[1])などともいう。「essai」の原義は「試み」であり、「試論(試みの論文)」という意味を経て文学ジャンルとなった。
wikipediaより引用
エッセイは、筆者の体験や考えに基づいた散文の一形式です。
この形式では、筆者が自分自身の感想や思考を自由に表現することができます。エッセイは、特定のメディアやプラットフォームに縛られることなく、多様な場で発表されます。
エッセイの例
- 旅行での体験談
- 趣味や特技に関する自己紹介
- 人生での教訓や学び
- 感動した書籍や映画についての感想
エッセイを書く際のポイント
- 自由な表現: エッセイは形式に縛られず、自分自身の言葉で思いを表現できます。
- 感情の投影: エッセイでは、感情や体験を率直に綴ることが期待されます。読者に感情を共有することで、より深い共感を得られます。
「コラム」と「エッセイ」の違い
では自身で文章を作成した際の使い分けについて。発表する場なども考慮して考えましょう
書き方とスタイル
- コラム: 一般的な読者に合わせて、客観的かつ分析的な書き方が求められます。
- エッセイ: 主観的な感想や体験を中心に、自由なスタイルで書くことができます。
発表する場所
- コラム: 主に新聞、雑誌、専門のウェブサイトなどで発表されます。
- エッセイ: 発表の場は特に限定されず、ブログやSNS、自分のウェブサイトなどでもよく見られます。
「コラム」と「エッセイ」それぞれのメリット・デメリット
コラム
メリット: 多くの人に読まれる可能性が高く、社会的影響力を持つことができます。
デメリット: 書くテーマが限定される場合があり、また客観的に書く必要があるため、自由度が低い場合もあります。
エッセイ
メリット: 自分自身の思いを自由に表現でき、個性を発揮する場として最適です。
デメリット: 発表の場が不特定多数でない場合、社会的影響力が低い可能性があります。
どちらを選ぶべきか
「コラム」か「エッセイ」なのか。文章を作成する前に以下のポイントをまず考えて構成を考えましょう。
- 目的を明確に: 何を伝えたいのか、どのような影響を与えたいのか。
- 対象読者を考慮: 誰に読まれたいのか、その読者層がどのようなメディアを利用しているのかを把握。
- スタイルと形式: コラムは分析的、エッセイは主観的な内容が多い。それぞれのスタイルに合ったテーマを選ぶ。
コラムを選ぶべき時は、社会的なテーマや問題に対して、多くの人に影響を与えたい場合。
エッセイを選ぶべき時: 自分自身の体験や感想を深く掘り下げ、個々の読者と深い共感を得たい場合。
このように、ターゲットと目的を明確にすると色々と見えてくると思います。
まとめ
「コラム」の場合は新聞、雑誌ということもありあらかじめ「テーマ」があったり、多くの人に読まれる可能性が高いので場所に寄せて書くことが必要になってくる。
個人的な意見や感想を述べることが出来ると言っても、多くの人に読まれるのであれば客観的に書くことも必要になる。
逆に「エッセイ」は場に決まりもなければ、テーマに決まりもない。自由に書ける。
「コラム」と「エッセイ」という言葉を単品で調べても同じ意味にしか思えなかったのですが、「場所」で考えるとそれぞれの違い、書き方もわかりやすくなりました。