【デザイン初心者】モックアップとは何か・使い方について

グッズのサンプル画像を作りたいんだけど、自分で作れないかな？

オリジナルデザインのTシャツやステッカー、それ以外にも自分で作ったサイトやロゴデザインを専門的な撮影を行わずに作るのに便利なのがモックアップ。

モックアップとは、デザインしたいアイデアやコンセプトを実際のデザインのように表現するための架空のイメージで、実際のデザインをする前にデザインのレイアウトや配置を確認したり、クライアントにプレゼンテーションしたりすることができます。

今回はモックアップの使用用途や、モックアップ素材を探すのにおすすめのサイトなどをまとめました。

モックアップとは何か

モックアップは、デザインやプロトタイプ制作において、実際のデザインやレイアウトを視覚的に表現するための仮想的なモデルです。

具体的なデザインアイデアを視覚化し、実際の製品やデザインの前にコンセプトを確認したり、フィードバックを得たりするのに役立ちます。

モックアップはさまざまなデザイン領域で活用されます。

また、モックアップはクライアントとのコミュニケーションにも重要です。

アイデアを文字だけで伝えるよりも、視覚的なモックアップを使うことで、クライアントとの共通理解を深め、誤解を避けることができます。

モックアップの作成には、デザインツールやオンラインツールを使うことが一般的で、初心者でも簡単に作成できるテンプレートを利用することもできます。

デザイナーにとって、モックアップはデザインプロセスの中で重要なステップであり、クリエイティブなアイデアを現実に近づける力強いツールです。

モックアップの種類

モックアップにはさまざまな種類があります。

それぞれの種類は、デザインの目的や対象とするプロダクトによって異なります。以下に代表的なモックアップの種類をいくつか紹介しましょう。

ウェブサイトのモックアップ

ウェブサイトのデザインを表現するためのモックアップ。ウェブデザインのプロトタイピングに活用されることがあります。

ヘッダー、フッター、ナビゲーションメニュー、コンテンツセクションなど、ウェブサイトの構成要素を配置したイメージを示します。

アプリのモックアップ

モバイルアプリやデスクトップアプリのデザインを表現するためのモックアップです。

各画面のレイアウト、ボタン、アイコン、メニューなど、アプリの要素を配置したイメージを示します。

ユーザーエクスペリエンス（UX）の確認やクライアントへのプレゼンテーションに活用されます。

ロゴのモックアップ

ロゴデザインを実際の用途に近づけるためのモックアップです。

ロゴをビジネスカード、ウェブサイト、看板などの実際の素材に配置し、イメージを具体化します。

クライアントやデザイナー自身がロゴのイメージをより具体的に理解するのに役立ちます。

パッケージのモックアップ

製品のパッケージデザインを表現するためのモックアップです。

商品のパッケージにデザインしたラベルやロゴを仮想的に貼り付けて、完成した製品をイメージします。

商品のデザインやプリントの確認に使用されます。

デバイスのモックアップ

スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなどのデバイスのデザインを表現するためのモックアップです。

実際のデバイスの画面にアプリやウェブページのデザインを配置して、デバイスでのイメージを提供します。

アプリのプレゼンテーションやデザイン確認に利用されます。

モックアップを作成する

モックアップを作るには、モックアップのデータと表示させたい画像を準備します。

データはPhotoshopやillustratorファイルをダウンロードして使うものもあります。

デザイン初心者におすすめの、簡単に画像のモックアップを作成できるサイトをいくつか紹介します。

これらのサイトは使いやすく、無料で利用できるものもあります。

Canva

オンラインデザインツールCanvaでは、モックアップだけでなく、そのままの作業の流れでポスターやバナーなどのデザインも作成できます。

数多くのテンプレートが用意されており、ドラッグ＆ドロップで簡単にカスタマイズできます。

Canvaの詳しい概要や、登録についてはコチラの記事をごらんください。

Placeit

Placeitは、ウェブサイトやアプリ、Tシャツ、ビジネスカードなどのモックアップを作成できるオンラインプラットフォームです。

高品質なテンプレートが豊富で、シーンやデバイスを選択して画像をアップロードするだけで、リアルなモックアップを作成できます。

Smartmockups

Smartmockupsは、さまざまなデバイスやアプリケーションのモックアップを提供しているサイトです。

シンプルで使いやすいインターフェースで、無料でも使えるモックアップが多数あります。

Unblast

アイテムも豊富なモックアップが揃っています、モックアップ以外にもテンプレートやフォントなどの素材が豊富なので、デザインをしている方はチェックしておきたいサイトです。

まとめ

モックアップの使い方として手軽に行えるのはCanvaですが、モックアップの種類が少ないので、アイテムによってない場合は海外のサイトですと素材も豊富にあります。

グッズ販売の場合SUZURIですと、アイテム画像をアップロードするだけで、商品アイテム別にモックアップのようにオリジナルグッズの画像を作成してくれます。