DreamShaperとは、Stable Diffusionのモデルの一種。
リアルなものイラストなどテイストをを問わず、人や背景も生成できるオールラウンド対応なモデルで、
クレジット表記の必要なし、商用利用も可能というとこからも人気のモデルです。
(※ライセンスについては変更もありえるので必ず最新情報を確認してください)
dreamshaperにはバージョンがあり、
2023年10月現在[Dreamshaper V8]まで公開されています。
私が使おうと決めた理由は、背景目的です。
しかし人物もしっかり作れるので、プロンプトや機能などを試すオールラウンドモデルとして使用頻度が高くなりました。
こんな方におすすめ
- Stable Diffusion のモデル選びに迷っている人
- 背景画を生成したい人
- オールラウンドで使えるモデルを1つ用意したい人
dreamshaper v8ライセンス情報
Dreamshaper V8のライセンスは[creativeml-openrail-m]となっています
[creativeml-openrail-m]のライセンスについて
-
License - a Hugging Face Space by CompVis
Discover amazing ML apps made by the community
huggingface.co
Dreamshaper V8のライセンス情報
This model permits users to | このモデルの利用でユーザーができること | |
✔ | Use the model without crediting the creator | モデルを使用時のクリエイターのクレジット |
✔ | Sell images they generate | 生成した画像を販売 |
✔ | Run on services that generate images for money | お金を払って画像を生成するサービスを運営 |
✔ | Share merges using this model | モデルを使ったマージ画像を共有 |
✖ | Sell this model or merges using this model | モデルまたはモデルを使ったマージファイルの販売 |
✔ | Have different permissions when sharing merges | マージ画像を共有する際に異なる権限を持つ |
※ライセンス情報は2023年10月時点のものです。ダウンロード時に確認してください
クレジット表記の必要は無し、商用利用も可能です。
ライセンスについて詳しく知りたい方はこちらをチェック
-
【Stable Diffusion】商用利用・ライセンスの確認方法
画像生成AIを利用する際に注意したいのが、ライセンスや商用利用の不可の確認です。 Stable Diffusionでは、モデルそれぞれにライセンスがあります。 Stable Diffusionではモデ ...
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dreamshaper v8ダウンロード
[Dreamshaper V8]のダウンロードはcivitaiからできます。
-
DreamShaper - 8 | Stable Diffusion Checkpoint | Civitai
DreamShaper - V∞! Please check out my other base models , including SDXL ones! Check the version des ...
civitai.com
画面右にあるボタンからダウンロードします。
Stable DiffusionのモデルをダウンロードするとZipファイルではなく、モデルのデータファイルだけとなるので、
ダウンロードしたらStable Diffusionをインストールしたフォルダ内
以下のフォルダに入れます。
\stable-diffusion-webui\models\Stable-diffusion
dreamshaper v8のEmbedding
[Dreamshaper V8]の概要欄でEmbeddingについて「BadDream」が紹介されています。
上記の画像はEmbeddingの「EasyNegative」と比べたものです。
やはり推奨されるEmbeddingを使った方がキメが細かい、綺麗な印象があります。
「BadDream」はDreamshaperに適したネガティブプロンプトです。
ダウンロードサイトを開くと、「BadDream + UnrealisticDream 」という名前になっていますが、1つにはなっておらず「BadDream」と「UnrealisticDream」に分かれています。
「UnrealisticDream」はリアルな画像に適していますが、スタンドアロンではないため、BadDream または他の否定的な言葉と一緒に使用する必要があるようです。
「BadDream」のダウンロードは以下のサイトからできます。
-
BadDream + UnrealisticDream (Negative Embeddings) - BadDream v1.0 | Stable Diffusion Embedding | Civitai
Bad Dream + Unrealistic Dream (Negative Embeddings, make sure to grab BOTH) Do you like what I do? C ...
civitai.com
「UnrealisticDream」のダウンロードは以下のサイトから
-
BadDream + UnrealisticDream (Negative Embeddings) - UnrealisticDream v1.0 | Stable Diffusion Embedding | Civitai
Bad Dream + Unrealistic Dream (Negative Embeddings, make sure to grab BOTH) Do you like what I do? C ...
civitai.com
ダウンロードボタンがないので、ダウンロードオプションから行いました
ダウンロードしたファイルはStable Diffusionをインストールしたフォルダ内「embeddings」のフォルダに入れます。
\stable-diffusion-webui\models\embeddings
気になったのがこの2つのファイル、他のembeddingsファイルより重いとこ。
dreamshaper v8で生成してみた
Dreamshaper V8を使って生成してみました。
公式ではVAEに関して特に記載がなかったので、
VAEの「vae-ft-mse-840000-ema-pruned.safetensors」を使います。
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色々画像を試したかったので、ランダムでプロンプトを作成してくれるこちらの拡張機能を使いました
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Embeddingは先程紹介した「BadDream + UnrealisticDream 」を使用。
ネガティブプロンプトは以下のワードで使いました。
worst quality,bokeh,ugly,error,lowres, BadDream, UnrealisticDream
人物画
ファンタジー系は背景含めいい感じに作ってくれます。
風景画
個人的には風景画目的でモデルを選んだので、Dreamshaper V8でよく作ります。
Embedding「EasyNegative」使用
Dreamshaper V8推奨のEmbeddingを見落としており、しばらく「EasyNegative」を使っていました。
好みもあると思うのですが、こちらでも不満なく作れます。
まとめ
モデル選びで迷うようでしたら最初におススメしたいモデルです。
商用利用も可能ですし、人物やキャラクター、風景画など対応範囲も広いです。
日本人女性を作りたい場合でしたら、Dreamshaper V8でも十分作れますが、より特化したモデルもあるのでそちらを使う方がいいでしょう。
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